新田原☆黒馬先生☆基地航空祭2009(1)

2010/12/02

・・・タイトルについてはツッコミは受け付けません(笑)

というわけで新田原基地航空祭2009。
周回遅れぎりぎりとなろうとも、どうしても書かなければならない、そしてどうしても書きたくて仕方がない航空祭なのです。徒然と思い出しながら書くので話があちこちに飛ぶかもしれませんが、その時の心境をなるべく素直な想いを書きたいと思います。

2009年は、イーグルが色々と大変な年でした。
新田原基地航空祭の直前までイーグルは飛行停止だったし、私の行かなかった築城では甚大な出来事があったりしました。

それでも私は、新田原に行く。
黒馬イーグルを、私は間近で見上げたい。
できることならば第23飛行隊の「通常訓練」が見たい。
そして、第23飛行隊の飛行班長になられた、大ファンのBI元5番機のGUCCI様へお祝いを伝えたい。

なんとか航空祭前の平日に休みがとれないか調整したのですが、新田原入りできそうなのが、航空祭の前々日の金曜日のみとなりました。その旨を大学時代からの友人のMさんのご両親(新田原が地元)にお伝えすると、お家に泊めていただける事になりました。感激です!

話は変わって、その頃から私は仕事ではある転機を迎えていて、今までとは異なる分析機器を担当することになっていました。その機器のお師匠(歳が倍離れている超ベテランなので、もう「先輩」とかという次元ではなく「お師匠」です)に付いて色々と教えてもらっていました。お師匠は飛行機についてもそれなりに理解がある方なので航空祭二日前の金曜から宮崎に飛ぶという話をすると・・・
「ああ、その日ちょうど宮崎の客先のところに行くんや」
と言うことで、お仕事のお師匠と同じ便で宮崎に行くことになりました。

なぜ同じ便にした(というか私が先に取っていた便にあわせてもらった)かと言うと、私が以前から行ってみたい場所があったからなのです。
nyuta2009_01.jpg
ANAラウンジ☆初体験(*゚∀゚*)

ラウンジでニカニカしながら写真を撮る私。隣で粛々とメールチェックをするお師匠。

私はマイル修行僧でもなく、基本が超割か旅割でチケットおさえてさっさと飛んでいくタイプの人間なので(というか飛行機に乗ること自体がそれほど好きでもない。撮るのは大好きだけど)、ラウンジはかなり遠い存在でした。お師匠は世界中の顧客を回るという仕事もあるので(というか私がそれの跡継ぎってどういうことやねん…と戦々恐々としている面もありますが)STAR ALLIANCEのゴールドメンバーかつSUPER FLYERSだったりするので、私もオマケでラウンジに突入できるというわけです。

1260194875.jpgでは今から宮崎へ行ってきます。

調子乗って、お師匠のスターアライアンスゴールドのパワーで優先搭乗までご一緒させてもらいました。いやはや、飛行機とはいろんな意味で「差」を見せ付けられる乗り物です。

飛行機に乗る頃にはすでに心は新田原へ!!天候の関係でこの日の午前中に総合予行がずれ込みました。その件で「何でもっと早く来ないの?」と各所からツッコミを受けましたが、あくまで私の目標は第23飛行隊のイーグルの「通常訓練」なのです。第一、前日に予行がずれたことが判明したところで、飛行機の便を動かしようもないわけで。


ちょうどモヒカンジェットが登場した時期だったため、機内販売ではモヒカングッズを購入することができました。
nyuta2009_02.jpg
戦利品を並べてご機嫌で写真を撮る。


nyuta2009_03.jpg
空は澄み、まさに「通常訓練」日和です。


1260194969.jpg宮崎空港に到着。
PRIORITYのタグの魔法(笑)で荷物は一番乗りでした。
なんかもう凄まじい差。

お師匠とはここで別れて、私は日豊本線で北上。そしてMさんのお父さんと合流し、新田原基地の外周へ連れて行って頂きました。お世話になりまーす☆

外周では常連の皆様やOさん、I先輩とお会いできました。
総合予行の凄まじさを聞きながら「羨ましい羨ましい」を連呼。でもいいの、私が一番会いたいのは第23飛行隊の黒馬イーグル。
この年の夏、第23飛行隊の飛行班長となられたGUCCI様の育てるイーグル達を見ること、その願いが叶えば十分すぎるのだから。

思い返せば、やはり新田原基地は遠くて、ふらりと見に行ける場所でもないと感じていました。だからこそ、航空祭以外にも行きたいと願っていても、結局一度も第23飛行隊のイーグルの通常訓練を見に行くことができませんでした。おのずと、この年末にたった一度だけの航空祭に想いがつのっていく・・・

昼を過ぎ、飛行教導隊のイーグルと、カエルさんのファントムが訓練を終えてランディング。
「お馬さんって上がってました?」そう尋ねると、答えは否。
私の頭の中は、昼から行われるかもしれない(!?)黒馬イーグルの事でいっぱいいっぱい。

青く高い、南国の冬の空。
お願いだから、見せてほしい。御崎馬のイーグルを。

カメラとレンズを出して適当に被写体を捕らえて露出を調整したり。このフレームの中に、あの黒馬のイーグルを捕らえられたら、どんなに幸せなことなんだろう。

もちろん、この段階では訓練が行われる確証は全くなかったけれど、早くサイレントタイムが終わってくれないかとドキドキしながらカメラを抱えていました。

その時、ふらりとOさんが私のところにやってきました。
「何か、聞いてへんか?」
表情が硬かったので、少し嫌な予感がした。
「いえ・・・別に。何のことですか?」
そしてOさんは、私にあることを伝えて去っていかれました。
残された私は、ただその内容に呆然とする。

その日の正午過ぎ、小松基地で起こった出来事。
内容については、敢えて書きませんが。
そして、航空祭ではイーグルはまず飛ばないであろうということが決定的になりました。
もちろん、この日の昼からもイーグルが飛ぶということもありえない。ありえない・・・
大切なのは命。それが無事ならば、それ以上を望むのはいけないと分かっている。

しかし、もしかしてと思っていたわずかな希望が消えた時、何ともいえない寂しさで心にぽかんと隙間が開いた気がしました。まだ諦め切れなくて、カメラとレンズはそのまま、木の台の上へ置いておきました。
その後、ニュータの常連さんたちや、Oさん、I先輩と飛行機の話を山ほどしました。吹っ切れたかのように、いろんな話を尋ねて、聞いて。
でもやっぱり第23飛行隊のイーグルの訓練は実施されるはずもなく、航空祭ではイーグルは飛ばないことが決定的になったという事実は変わらない。

ふと、基地の中を眺めた。
イーグル達が翼を休める。

「ああ、やっとここまで来たのかな」
どんな基地の航空祭に行った時とも違う、達成感がそこにはありました。
新田原基地で御崎馬を付けたイーグルさんが、「ようこそ新田原へ」と。それで十分。

外来機がぼちぼちと到着し始めました。
nyuta2009_04.jpg
唯一、サンニッパ出してきて撮った写真がE-2C(一応色つき)


空は高い。もう一度、基地と空を交互に眺めてから。
「また、明日来ますね」
そう呟いて、私は外周を去りました。
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1260196550.jpg・・・と言っても徒歩で帰られる場所ではないので、大学時代からの友人Mさんのお父様に迎えに来ていただきました。

その後Mさんのご実家へ。2泊も泊めて頂けることになりました。宜しくお願いしまーす!

←ちびちゃん。大変温和で優しいにゃんこ。

1260196713.jpgそして、Mさんのお母様がご馳走を作ってくださることに。
宮崎と言えばー!!!
もちろん、チキン南蛮(゚∀゚)

手作りチキン南蛮は初めてです。
手伝っていたら手を切ってしまい、手伝ってるのやら邪魔してるのやら分からない状態でした。すみません・・・

これでも一人暮らし歴10年なんです。
(;´Д`)エー。


1260197061.jpgちなみに、チキン南蛮のあの酸っぱさも美味しさの秘訣だと思うのですが、実は柑橘類がポイントになると知ってかなり驚きました。

それがこの平兵衛酢。これをしぼってタレに入れるとあの風味が出るんですね。

1260197256.jpg手作りのチキン南蛮をいただきながら、夜は更けていきました。
これまで以上に、「人との繋がり」「暖かい気持ち」というのを感じることになった、航空祭への旅だった気がします。

さて、明日はどうなるんだろう。イーグルが飛べなくなってしまった今、せめてブルーだけは飛んでほしい。次回ブルーインパルス予行「Blue、ときどき虹」に続きます。




posted at 2010/12/02 21:47

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