新田原基地航空祭2010(2)

2011/11/21

2.朝の太陽。迷彩kantate -新田原基地-
2010年12月。

航空祭当日。
日向新富で1年ぶりにお世話になるのは、大学時代の友人Mさんのお父様。
ありがとうございます。
そして友人は結婚・・・♪おめでとう!

そのMさんのお父様に、父と私は基地まで送って頂きました。
そして私は、Mさんのお父様に車の中で1枚の切手シートを手渡して頂きました。
1292709183.jpg「絆」新田原基地の切手シートきたああああ!
新田原基地の部隊の所属機が描かれた切手は美しいこと極まりない。
もちろん、その中にはこの年に10周年を迎えた第23飛行隊のF-15DJの姿もありました。
できることなら、黒馬塗装切手も欲しかったです。
迷彩柄のアグレッサーが注目を集めやすいというのもあって、たまに第23飛行隊と名称がごっちゃになっている話なんて聞くと・・・けしからぁあああああん!

ぜーはーぜーはー。

と、エキサイトするぐらい私は第23飛行隊が好き。
と言うか、飛行班長さんが好きです(´ー`)ノシ

第23飛行隊飛行教育航空隊(教空隊)は2010年に10周年を迎えました。その時に登場したあまりにも美しい黒い炎を背負うイーグル。力強く炎の壁を突き破るように舞う姿は、特集された航空雑誌を手に撮った時でさえ震えを覚えた。思わず4誌も買ってしまった。
飛行班長の川口"GUCCI"3佐(当時)が10月16日の式典ではその塗装機の操縦桿を握ったと伺いこれはもうお祝いせずにはいられません。

もちろん、2010年は、宮崎では口蹄疫の影響で基地周辺の方々も大変な苦労をなさったそうです。Mさんのお父様にも申し訳なくて多くを伺うことはできませんでした。
だからこそ2010年の新田原基地航空祭は、「宮崎の復活」を私たち県外の人間もともに分かち合わせてもらいたいと心から思いました。
どんな言葉も、その場所で苦難を乗り越えられた方々には足りないに違いない。しかし、一緒にその場所で時間を過ごすことだけは叶うことかもしれない。切手シートの「絆」の言葉に熱い想いがこみあげてきました。

Mさんのお父様に御礼を告げ、途中からは逸る心を抑えきれずに歩き始める。

黒馬は舞う。
黒い炎で12月の南国の空を切り裂いて、次の年につなげるために。

そして課されたミッション、その名も「後 席 狙 い」

GUCCIさんの後席の姿を撮りたかった。もっと早く。なかなか合わない予定に、本番一発勝負になる。それがいつもの私なんだと分かっていても、悔しすぎて泣けてくる。
2度もあった予行のチャンスが、気がついた時にはすでにその手からこぼれ落ちていた。

すべては黒馬先生のために。
だからファントムだってアグレスだって。
私には予行演習になってもらうしかない。

nyuta2010_08.jpg
高い・・・

無理。高すぎる。テレコン1.4だと全然足りない。

nyuta2010_09.jpg
こんなはずじゃなかった。こんな高さだとは思わなかった。


諦めるな。諦めるな。

nyuta2010_10.jpg

豆粒のようにファインダーを動くファントムの姿に、焦りを覚えた。
足りない。距離が。

その時ふと脳裏に浮かんだのは、前日の宮崎空港の展望デッキ。
滋賀から来られたいつもブログを見てくださっている方が、予行の写真を見せてくださった。
黒馬塗装機も、場合によっては400mmでも足りなくなるという揺るぎの無い事実。
nyuta2010_11.jpg
くーろうーまさーんのタキシングを眺めながら・・・


覚悟を決めよう。

自信はなかった。エプロン側で、それも逆光の条件で。慣れないテレコン2倍、600mmの世界。遅いフォーカスに耐えて撮影したのは2009年の岐阜ぐらい。

試すことが出来るのは、アグレスの機動飛行。
贅沢すぎてひっくり返りそうな被写体で、私は予行演習をすることにしました。
後は根性しかない!根性でフォーカスを何が何でも黒馬塗装機のF-15DJの後席に持ってく。念力だろうがなんだろうが。それは、大好きな人を撮るため。

諦めない。

nyuta2010_12.jpg
近くは、なった。でもフォーカスこないorz


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一瞬でもいい。青空を見せて。


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この瞬間、やっと私は「何か」を掴んだ


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必死に、獲物を捕らえたことに有頂天になった

やはりアグレスの背中には威厳がある。

とりあえずファインダーに入れよう。それだけしか出来なくても。
nyuta2010_16.jpg

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何のために?そりゃ、こうやって後席を狙うために。次の黒馬さんで


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エプロン側でも、何とか順光になる瞬間はあった。そういう「機動」をしてくれたのかもしれない。
やっぱりカッコイイね、アグレス。
黒馬さんの後なら、もっとゆっくり見れたかもしれない。

nyuta2010_20.jpg
私が今できる精一杯を、次の被写体につなげるために。
大好きな人を撮ります。

前日はがっくりと肩を落とした瞬間もあった。
奇跡は信じない。
素晴らしい機動飛行をしてくれる人たちに、撮る側も応えたい。
そこには「必然」しかないはず。

第23飛行隊、飛行班長GUCCI先生を撮るのは、2年ぶり。
熱狂サンタ祭りのあの高揚感がよみがえる。

纏うは、黒い炎。

いざ、対峙せん。

って、もう飛んでるしうわwっわああああちょっと待って待って待って!





不安を覚えつつ・・・続く。




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posted at 2011/11/21 23:15

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