さて、築城の前座なんだか、築城がおまけなんだかよくわからなくなってきましたが、台湾出張記の続き。今回で完結編です。
台湾での仕事はすべて完了しました。あとは日本に帰るだけ。というわけで名所めぐりというか、北港朝天宮というお寺だか神社だかよくわからないところに連れて行ってもらいました。扱いは寺院だからお寺?なのかな。
リアルでキョンシーワールドです。出てきそうです。

黄色い瓦に、ゴテゴテしい飾りがいかにも。日本の神社仏閣よりももっとゆるい感じ。みんな自由に入って、自由にお参りして、自由に撮影する。でもその美しさはきっちり保たれてる。


台風来たら大変なことになりそうな龍の飾り物。そうそう、私が台湾出張に行っている間に台風が接近してさらっと去って行ったのでした。台湾の台風はやはり勢力衰えないまま突撃してくるのでかなり強烈だとか。最接近の日に当たらなくてよかった。




この極彩色な感じ。たまらんね。好きいろんな神様がいて、「お金」だとか「子宝」だとか。みんなそれぞれの神様にお参りに行くのだけど「んじゃ結婚の神様は?」と聞いたらこっちこっち、と連れて行ってもらいました。
…どうみても「子宝系」だったけどなww相手見つけるのが先だってば(後で「ごめんね間違ってたわ」と本気で謝られました。いやそこまで謝られると逆にへこむて)
一通りお参りしたので、参道をぶらぶらと。この町は油(ごま油とかそういうの)が名物で、副産物的に石鹸もたくさん売られていました。この石鹸がまた巨大というか極彩色というか。欲しいわけじゃないけど、小さい子がすごくきれいな宝石を見るような気持ち…不思議な気分でした。

鮮やかな石鹸の延べ棒のどが渇いたのでみんなで飲み物を。

こりゃまた見事なレトロサイダーですな。そろそろみんなにお土産買わなきゃね。と向かった先はパイナップルケーキのお店。台湾土産と言ったらパイナップルの固めのジャムみたいなのが入ったケーキが有名ですよね。

焼き立てパイナップルケーキキター!さすがにこれは会社で切るわけにもいかないので、実家にお土産に買いました。ぎっしりとつまったパイナップルを切り分けて食べるのはなかなかおいしかった。こういうパイ状のもいいね。
と、ふと耳をすますと聞き間違うことはないエンジン音が。
いる・・・近くにいる!!!
お土産預けて通りを出て空が見えるところまで走っていくと…戦闘機の爆音が響き渡りました。あいにく霞がひどくて姿は確認できませんでしたが(車の中から1機見えた)惜しい。惜しいよもうすぐ台湾の航空祭だってよ(翌々日は築城が控えてるけど)
さて、すっかり暑さにやられたのでアイスでも食べる?と向かった先は某直営工場。台糖のやっている直営店だそうな。お砂糖の産業から発展してバイオ系やったりガソリンスタンドやったりとある意味財閥的な大規模企業ですね。

平日なのでがらーん・・・
クッキーで挟んだアイスを食べました。たぶん紫いも味?だと思う
ご馳走様でしたーいよいよ、台中、台南のメンバーとはお別れです。新幹線の嘉義駅まで送ってもらいました。あのごてごてしい寺院を見た後にこんな整然とした駅みたらなんだか混乱する。

さよなら。代理店のみなさんみんないい人だった。

台北に帰ります。

怪しい案内冊子。飛行機で見かけそうな固さのアレです。さて、台北に戻ってきて台湾最後の夜です。5泊目。初めてにしては結構長期間滞在です。最終日ということで、代理店の社長さんが日本でもおなじみの鼎泰豊(でぃん・たい・ふぉん)に招待してくれました。てかIME一発で鼎泰豊変換したんだけど何事?!
さすがに台湾と言えばこれ、と言われる小龍包だけあって、日本人観光客も多いです。それこそ代理店の人が「こりゃー鼎泰豊バス停状態だね」というぐらい、すべての観光バスが客をこの本店の前で観光客(だいたいが日本人)を乗降させています。なんだか、みんな同じ行動すぎて同じ日本人としてはちょっとこっ恥ずかしい。

念願の鼎泰豊の小龍包噂にたがわず大変おいしかったです。しょうがいっぱい包んで食べたいよ。


ご馳走様でした。本当は、食後のデザートでマンゴーのスイーツ(かき氷みたいなの)を食べに行こうという話をしていたのですが、小龍包その他もろもろでおなか一杯になってしまって断念。また今度ね・・・っていつのこっちゃ。
翌日早朝。タクシーで桃園国際空港へ。行きは松山(台湾のね)空港へ到着したので、桃園は初めてです。なんか航空博物館みたいなのあるのね。
眠い目をこすりながら、ソフトウェア担当の部長さんとサービス担当員さんと一緒にチェックイン。しかし同じ関空行きEVAに乗るのはその部長さんと私だけ。サービス担当員さんは福岡に戻るのですがダイナスティの直行便がいっぱいで、なんと成田便(それも結構乗り継ぎに時間がかかる)だそうです。いやはやお帰りは夕方とのこと。お疲れ様でした。
いまや増殖まっしぐらなハローキティージェットもちょうど中休みから目覚める直前の時期で、新塗装が飛ぶのはこの数日後のことでした。残念。というわけでドノーマルなEVAのB777-300ERで帰国。

変な色なのは色つきガラスだからです。これ乗って帰国。無事関空に到着し、部長さんと別れて…両親が迎えに来てくれていました!

ただいま!日本は良い天気。そうです。私はこのまま実家にサンニッパを取りに戻り、そして翌日の築城にそなえて小倉に向かわなければならないのです。
そして、2011年築城編へ。続く(戻る?)
posted at 2013/05/22 01:22
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